リスト超絶技巧練習曲

こんにちは😄

今日は台風の影響で雨が降っていますが、お家の周辺は大丈夫ですか?
激しい雨と風にならないといいですね☔️😔

今日は以前紹介した「リスト」の作品から
超絶技巧技巧練習曲集から
第8番「荒野の狩」ハ短調
を紹介します!

リストと超絶技巧については以前ちょこっと紹介したので、遡って見てみてください!

この超絶技巧練習曲集は、12曲ありますが、この12という数字、よく使われます。
ショパンのエチュードも12曲(Op.10)の練習曲集、Op.25も12曲練習曲集があります。
ドビュッシーも「12のエチュード」という12曲の練習曲集を出していて、スクリャービンやラフマニノフなど、多くの作曲家が12の数字にこだわって作品を書いています。
面白いですね。
その時代の中で、互いに影響し合いながら作品を生み出していたんでしょう。

この曲集は、技巧的な「ヴィルトゥオーゾ」(演奏において技巧的な名人や達人を指す)の中で傑作と言われます。
ただ難しいだけと言われれば、19世紀のリストより前の作曲家達もヴィルトゥオーゾ的な作品は沢山ありますが、
リストは「詩的な芸術作品もテクニックによるものだ」として、技巧的なだけにとどまらず、芸術的な作品なのです。

この第8番も「狩」の荒々しさが全面に出ているかと思いきや、中間部では、冒頭の激しい部分で使ったメロディーに関連付けて、それを美しいメロディーに変え、明るくて華やかな部分に発展させています。
そういった所がリストならではの叙情性も垣間見えて、弾く方も救われます。

とにかく技巧がすごすぎる、ベレゾフスキーというロシアのピアニストの演奏をお聴きください!

小金井市 東京藝大卒の先生が教えるピアノ教室

3歳のお子さんから大人の方まで幅広い年代の方が通われています。 楽しく音楽の幅を広げる趣味のピアノから、 本格的に技巧的な演奏力をつけるピアノまで、 お一人お一人のご希望に寄り添ってレッスン致します。

0コメント

  • 1000 / 1000