モルダウ
おはようございます😃
今日紹介する曲は
スメタナ作曲交響詩「モルダウ」です。
モルダウ川をテーマとしていますが、この川は「チェコの母なる川」と言われています。
チェコの文化をはぐくみ、繁栄をもたらしたシンボル的存在です。
楽譜には具体的な場所や情景も描かれているほど!
チェコの美しい自然と人々の暮らしが音楽で表現されています。
連作交響詩「我が祖国」の第2曲で、特に人気を集めています。
(交響詩は管弦楽によって演奏される標題音楽の一つで、詩や風景や絵画的などの内容の音楽です。)
この時代はチェコがオーストリアの支配下だったので、チェコの人々の心の歌として愛され続けているのです。
この曲最後のメロディーは「コチカレゼディーロウ」というチェコの民謡で、[今は雨の降るような苦しい状況にあっても、いつかは必ず晴れて明るい未来がやってくる]というメッセージ。スメタナはこの曲にそのメッセージを込めたのです。
チェコの思いが流れ続けるという思いを川で表現したのです。
チェコ人でなくとも、美しいメロディーと、哀愁漂う曲調は、きっと心打つものです!
巨匠カラヤンの指揮です。
是非聴いてみてください!
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