ベートーヴェンソナタ30番

こんばんは🌙
今日は久しぶりに夕方雨が降ってきました。
一日安定しない天候でしたね。

今日は今自分が勉強している曲から紹介したいと思います。
ベートーヴェン作曲のピアノソナタ30番です。
ベートーヴェンは本当に偉大な作曲家で、年末はいつも第9のコンサートがいっぱいあって、ピアノの勉強でも必ず皆んなが突き当たる壁のような、高い存在です笑
古典派と言われるモーツァルトやハイドンのような作曲家を越えて、ショパンやリストなどのロマン派の作曲家へと橋渡しするような曲を残しています。
ピアノソナタでは、全32曲あり、初期、中期、後期の3期に分けられますが、後期と呼ばれる後半の作品では、ロマンチックな要素(テンポの揺らぎや、ハーモニーの広がりなど‥)が増えて、スケールの大きく、音楽的内容が深くなっています。
30番のソナタも、3楽章形式となっていますが、3楽章は変奏曲になっています。変奏曲は最初にテーマと言われるメロディーを演奏し、そのあとヴァリエーション(変奏)といって、そのメロディーに音を増やして変化をつけていくことです。この曲は6つのヴァリエーションがあります。
特に印象的な演奏は、内田光子の30番です。
ショパン国際ピアノコンクールで日本人最高位の2位を獲得し、世界中で活躍されている大ピアニストです。確かなテクニックと、溢れ出る音楽性、その中でも品を失わず、流れが美しい演奏です。同じ日本人女性として誇らしい存在ですね。
1楽章の壮大さ、2楽章のテンポのいい活発さ、3楽章の変化に富んだヴァリエーション、どれも必見です!
是非聴いてみてください♪

小金井市 東京藝大卒の先生が教えるピアノ教室

3歳のお子さんから大人の方まで幅広い年代の方が通われています。 楽しく音楽の幅を広げる趣味のピアノから、 本格的に技巧的な演奏力をつけるピアノまで、 お一人お一人のご希望に寄り添ってレッスン致します。

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