子供の領分
おはようございます。
今日は気持ちのいい秋晴れで、リズム感のある音楽が聴きたくなります♪
ちょうどドビュッシーにそんな曲があるので紹介します。
『子供の領分』第6曲目「ゴリウォーグのウォーク」です。
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルテ」の冒頭部分が引用されています。
黒人の人形が踊る様子が描かれていて、リズムが生き生きしています。
ドビュッシーの娘シュシュのために書かれた作品で、子供の練習にはちょうどいいですね。
黒鍵が多いので、の少ない曲を練習してきたお子さんには、いいトレーニングになると思います。
途中でテンポが変わるので、1曲の中で曲の雰囲気を変えるのも必要ですね。
でもまずは誰かの演奏を聴いて、曲の空気感を掴んでいくことが大切です。
楽譜を読んだり、指の練習に打ち込みすぎるより、まず耳から覚えていった方がやりやすく、曲の楽しさが表現しやすいと思います。
子供の頃は、教材の曲からスタートし、ブルグミュラーやソナチネなど、古典的な作品をやることが多いと思いますが、ドビュッシーのような現代に近い、近現代の作曲家の作品も、積極的に取り組むべきだと思います。そのほうが馴染みがあって楽しいというお子さんも多いですし、表現の幅が広がり、色んな曲に挑戦しやすくなりますよ。
やっぱり自分の好きな曲を見つけて楽しく練習できたらいいですよね!
長くなりましたが、
昨日紹介したジャン=イヴ・ティボーデの演奏です。
是非聴いてみてください♫
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