ピアノリサイタル2025開催🎹
良いお天気が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
遅れましたが、今年は秋に高校時代からのお友達とピアノリサイタルを開催することができました✨💐♫
青山のスタインウェイ&サンズ東京のサロンにて行い、おかげさまでお席はご予約で埋まり、定員ギリギリになる程、沢山の方にお越しいただきました。
今回は
リスト作曲「メフィスト・ポルカ」S.217、スクリャービン作曲「幻想曲」Op.28
を演奏致しました♬
普段から、自分にとって新たな挑戦になる曲を演奏しようと心がけていますが、リストのメフィストポルカは、まさに挑戦の曲でした。
リストの晩年の頃の作品で、無調性で不思議な響きがする曲です。指定されているテンポも少しゆっくりで、枯れていったリストの音楽という感じがします。
メフィストというのはドイツ人ゲーテの「ファウスト」という伝説にででくる悪魔で、誘惑して人の魂を悪い方へと導いていくのです。
安心感もなければ華やかさもなく、不安や恐ろしい雰囲気が漂う独特の楽曲のため、想いを馳せるのも難しかったです。
けれど、さすがリストの作品で、技巧的なテクニックの精度が問われる作品で、リストの偉大さを痛感しました。
一方でスクリャービンの幻想曲は、とてもドラマチックで、メロドラマ的。スクリャービンの中でも非常に技巧的な作品です。
スクリャービンはロシアの有名な作曲家で、リストとショパンより後の19から20世紀の作曲家です。独特の鮮やかな色彩感があります。ショパンに憧れていたそうで、それが弾くと何となく分かってきました。
彼は音のイメージが色で見えたそうです。華奢で虚弱体質っぽい見た目もショパンと似ています。曲の中では音が沢山重なり合い、フォルテが三つも使われていますが、それは本人の理想であって、実際に本人が弾いた時の音と雰囲気は、もっと繊細な音で弾いていたのでは?と想像します。そう考えると、親近感が湧いてきました。
音が多いので、幻想的だけど、どこを聴かせるかを終始意識しました。
どちらの曲も、初めて聴く方にはどんな印象だったかなと思いましたが、さまざまな反響をいただきました🙇♀️
また次回の開催も楽しみにしてくれたら嬉しいです💖
スタインウェイ&サンズの皆様とサポートいただいた皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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